「下市町賑わい創出協議会」官民14団体で発足 町の活性化へ協働
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奈良県下市町と連携する企業や大学、行政、地域が協働して町全体のにぎわいづくりに取り組もうと、「下市町賑(にぎ)わい創出協議会」(会長=杉本龍昭町長)が26日、発足した。町役場で設立総会が開かれた。
旧小中学校の空き校舎や町内の未利用施設を利活用する企業や団体、町と包括連携協定を締結した企業、町商工会や町観光協会など14団体で発足。オブザーバーで奈良女子大学と近畿大学農学部、奈良県が加わる。町出身者や移住者ら計5人の「賑わい創出コーディネーター」も採用した。
事務局は町地域づくり振興課と同コーディネーターらで構成。にぎわい創出総合企画▽地域交流・デジタル化推進▽誘客促進・情報発信▽移住定住・地域雇用促進▽地場産業・農林業活性化―の五つのプロジェクトをチームで推進する。
地域DX・eスポーツ地域クラブ推進▽移動支援▽案内看板設置▽健康ステーション▽交流・にぎわい活性化イベント補助など、町が計画しているにぎわい創出事業に協議会が協力。にぎわいづくりに取り組む事業者や団体などの補助金申請なども支援する。