県花き植木農業協同組合通常総代会 事業計画など7議案可決 代表理事組合長に松田氏を再選
奈良県花き植木農業協同組合(松田登貴也代表理事組合長、1022人)の第52回通常総代会が23日、田原本町八田の同組合研修センターで開かれた。委任状を含め112人の総代が出席。前年度の事業・決算報告、本年度の事業計画・予算案など7議案を審議し、いずれも原案通り承認、可決した。
任期満了に伴う役員改選では、新理事決定後、松田氏が代表理事組合長に再選された。任期は同日から3年間。
新型コロナウイルスの影響で、総代が会場に集まって議事を行うのは4年ぶり。冒頭、松田代表理事組合長は「社会、経済状況の変化で花き植木業界は苦戦が続くが、良品の出荷や品ぞろえで魅力ある市場を設け、ウェブ販売にも力を入れて結束して頑張っていきたい」とあいさつした。
本年度の事業計画には、市場環境の変化に対応できる体制づくりと良品集荷の確保▽積極的な企画販売による売上増▽市場業務の効率化と利益体質の強化▽ウェブ販売の推進と先取販売の強化―などが重点推進項目として盛り込まれた。