奈良市予算案 過去最大1499億8000万円の「未来投資型」

奈良市は21日、2023年度一般会計当初予算案を発表した。総額は1499億8000万円で、前年度を113億6000万円上回り8・2%増となる過去最大の予算。国の「異次元の少子化対策」に呼応し、仲川元庸市長は「未来投資型予算」と銘打ち、第2子の保育料無償化や子ども医療費助成の拡大など、市独自での対応を含む子育て支援に力を入れる方針。約3年に及ぶコロナ禍を経てようやくまちの成長戦略を描けるとし、「冬(コロナ)を越え、雪解け予算」であるとも述べた。28日開会の市議会3月定例会に提案する。