政治
奈良市が子ども医療費助成を拡充、中学生まで対象に 6月診療分から適用
奈良市は新年度、子どもの医療費助成拡充に取り組む。現在未就学児までにとどまっている「現物給付方式」の対象年齢を、県内自治体では初めて、中学生までに拡大。適用は6月診療分からで、経済的な事情から医療機関での立て替え払いが厳しい家庭も多いことを踏まえ、踏み切った。これまで子ども医療費助成の対象外だった高校生(18歳の年度末まで)についても、市は4月診療分から「自動償還払い方式」による助成対象とする。高校生に関してもできるだけ早く現物給付に切り替えたいとしている。