キラキラ青い古都 「しあわせ回廊なら瑠璃絵」 奈良公園一帯で2月8日開幕

古都・奈良の冬を彩る光のイベント「しあわせ回廊なら瑠璃絵(るりえ)」(同実行委員会主催)が、きょう8日から14日までの7日間、奈良市の奈良公園一帯で開かれる。7日夕には試験点灯があり、報道関係者に公開された。
冬の観光振興策として2009年度に始まり、今年で14回目。今年は「繋(つな)げる想(おも)い、つながる光〜奈良の夜に誘う安寧の輝き」をコンセプトに、夜間特別遥拝、拝観を実施する春日大社、興福寺、東大寺の3社寺を幻想的な光の道でつなぐ。
春日大社では御本殿夜間参拝(10〜12日午後6時〜、特別参拝料別途要)、興福寺は東金堂夜間拝観(最終入堂午後7時45分、拝観料別途要)、東大寺は大仏殿の観相窓の開扉と八角灯籠(とうろう)の点灯などを行う。
奈良春日野国際フォーラム前では新型コロナウイルス感染拡大の影響で、昨年は中止した瑠璃絵マーケットや吉野本葛入り「しあわせココア」の販売を再開。
最終日の14日(午後7時半〜)には奈良公園バースデー花火も上がる。
点灯時間は午後6〜9時。少雨決行。荒天中止。