歴史文化

キトラ古墳壁画の南壁「朱雀」、1月21日から一般公開 「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」で

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南壁に描かれた四神の「朱雀」=19日、明日香村阿部山の「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」

 キトラ古墳壁画(国宝)の南壁「朱雀」があす21日から、奈良県明日香村阿部山の「キトラ古墳壁画体験館 四神の館(しじんのやかた)」で一般公開される。2月19日まで(2月1、15日は閉室)。

 

 同古墳石室内の極彩色壁画の発見から今年で40年。南壁に描かれた「朱雀」は四神の一つで、色は赤、方角は南、季節は夏を象徴する。翼を広げて後方に尾羽を伸ばした姿を確認することができる。

 

 文化庁文化資源活用課の森井順之文化財調査官は「精緻に残っている朱雀と壁画の出来の良さをしっかり見てもらえれば」と話している。

 

 また、同館では2月2~12日に「キトラ古墳壁画天文図と中国の星座」を上映するプラネタリウムも開催する(各回定員10人程度)。

 

 いずれも無料。壁画の公開は各日定員250人。定員に達していない日もあり、現在2次募集をしている。

 

 事務局ホームページ(https://www.kitora-kofun.com)か電話で申し込む。空きがあれば当日も受け付ける。

 

 予約申し込み、問い合わせは、事務局、電話06(6281)3060。

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