政治
現職の荒井知事は進退明言避け「熟慮したい」 - 奈良県知事選

奈良県の荒井正吾知事は6日、再開した県議会12月定例会の本会議で、来年4月9日に投開票される知事選について、「県をもっと良くするために役に立ちたい思いは今でも十分にある」と思いを語る一方、「まだ結論を出すに至っていない。今しばらく時間をいただき、熟慮したい」と述べ、5選目の進退についての明言を避けた。荒井氏は過去2回は知事選前の12月議会で出馬表明していたが、今回は様相が異なっており、選挙期日まであと4カ月に迫る中、いまだ構図が固まらない状況となっている。