政治
【解説】奈良県十津川村長選 若い新人に求心力 田野瀬氏組織を基礎票に、党派超え支持広げる

若い新人に求心力があった。村に生まれ、伝統ある地元の高校を卒業し、村役場で21年間勤務した玉置氏は、出陣式には“十津川音頭”を歌いながら登壇するなど親しみやすさが際立った。身近な人が減り、地域の衰退が迫る不安、現村政への不信、変革にかける希望など多様な年齢性差の有権者の思いを集めて旋回速度を上げた。
若い新人に求心力があった。村に生まれ、伝統ある地元の高校を卒業し、村役場で21年間勤務した玉置氏は、出陣式には“十津川音頭”を歌いながら登壇するなど親しみやすさが際立った。身近な人が減り、地域の衰退が迫る不安、現村政への不信、変革にかける希望など多様な年齢性差の有権者の思いを集めて旋回速度を上げた。