いじめ、不登校が過去最多 - 奈良県内国公私立の小中学校・高校調査
奈良県教育委員会は28日までに、文部科学省が実施した2021年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」の県内での結果を発表した。県内国公私立の小中学校・高校におけるいじめの認知件数は計8624件で前年度から984件増加。不登校の児童生徒数は計3696人で同707人増加。ともに過去最多だった。県教委はコロナ禍による生活環境の変化が、人間関係や精神状態に影響を及ぼしていると分析し、「教育相談支援体制の充実をはかっていく」としている。