教育
いじめ見逃しゼロに - 奈良県いじめ対策連絡協議会

本年度第1回の奈良県いじめ対策連絡協議会が19日、奈良県奈良市登大路町の県文化会館であった。会長の千原雅代天理大大学院教授を含む委員13人が出席。「いじめモニタリングシステム」の進捗(しんちょく)状況や、いじめ防止に向けた県の取り組みについて協議した。
いじめを見逃さないための「いじめモニタリングシステム」は、同会代表代理の戸田有一大阪教育大学教授が中心となり昨年度から開発中。いじめ被害の兆候について共通の判断基準を設け、気付きをオンラインで共有。データを蓄積し、見守りや対応につなげていく構想だ。