国会は新年度予算審議が佳境に入っている。少数与党…
国会は新年度予算審議が佳境に入っている。少数与党ということで、自民党も強引な動きは控えているようだ。国民のための予算を作ればいい。
予算審議はもちろん大事だが、「政治とカネ」つまり裏金問題はどうなったのか。全ての国会議員は、国民が中途半端な幕引きでは納得しないことをお忘れなく。
自民党の堀井巌参院議員(県選挙区)が、今月1日付で県連会長に就任。「県民の信頼と負託」に応えたいとし、今夏の参院選に向けて出馬の意気込みも述べた。
裏金問題はどうするのだろうと思っていたら、7日の参院政治倫理審査会に出席した。堀井氏に目新しい発言がなかったのでもやもやしたが…。
聞いてみたかったのは、堀井氏が所属していた旧安倍派の会計責任者が東京地裁で有罪判決を受けたことについてだ。実現は難しそうだが、国会証人喚問の是非だ。
同会計責任者は昨年6月の裁判で、政治資金パーティー券収入のノルマ超過分の還流について、党幹部議員の会合で決めたと証言していた。幹部らの説明との食い違いはまだ未解決だ。本当のことを明かすのは誰?(北)