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林けんじろう著「だるまさんがころんで」
岩崎書店が、王寺町の達磨寺(だるまじ)で2021年から毎年開催されている「全国だるまさんがころんだ選手権大会」(王寺町主催)を題材にした児童小説「だるまさんがころんで」(林けんじろう作、紙谷俊平絵、税込み1540円)=写真=を本紙読者3人に。
小学6年の主人公カン太は、いとこのユーキから同大会出場を誘われ、幼馴染の中学生ミチ、ユーキが連れてきた小学4年のモコ、学童の先生のあつほさんという寄せ集めの5人でチームを組むことに。でこぼこで不器用な仲間たちが、それぞれ抱える弱みと向き合いながら、少しずつ力を合わせて全国優勝を目指す熱い物語。
著者は広島県出身、王寺町在住の新進児童文学作家。同大会を見学して大人も子供もいっしょになって奮闘する姿に感銘を受け、ファンタジーの要素も盛り込んだ物語を創作した。
※2025年2月13日付・奈良新聞に掲載