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奈良出身の京都市芸大院生 浜田鈴奈ピアノリサイタルー2月16日、なら100年会館

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ラフマニノフ、ショパンなど幅広く

 奈良市三条宮前町のなら100年会館は16日午後2時から同館中ホールで、同市出身の新進ピアニスト、浜田鈴奈のピアノリサイタルを開く。市ゆかりの若手演奏家を紹介する同館のオリジナル企画「なら100クラシックコンサート」の一環。浜田にとっては初ソロリサイタルで、大学院の卒業を目前に「学生最後の演奏会。これまでの学びの集大成にしたい」と意気込んでいる。

 

 4歳でピアノを始めた浜田は奈良市立富雄第三小中学校を卒業後、京都市立京都堀川音楽高校、京都市立芸術大学を経て現在は同大学大学院2年。昨秋、大学の交換留学生として3カ月間、英国王立音楽大学で研鑽。世界各地から学生が集まる国際色豊かな環境で学び、「広い視野をもって学ぶことができた」と話す。

 

 リサイタルでは大学院での研究テーマだったラフマニノフ、ショパン、シマノフスキに、ベートーベンとドビュッシーを加えた4カ国5人の作曲家のソナタやバラード、変奏曲などを披露する。「(聴き手に)いろいろな音楽を聴いて楽しんでもらいたい」との思いからバラエティーに富んだプログラムになった。

 

 ソロリサイタルの開催は幼少期からの夢だったという浜田。地元でそのチャンスをつかみ、「子どものころからお世話になった方たちに聴いてもらえるのがうれしい。感謝の気持ちを込めて演奏したい」と話す。

 

 問い合わせは同館、電話:0742(34)0111

 

初のソロリサイタルを開く浜田鈴奈

 

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