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松本竣介「コップを持つ子ども」 1942年 個人蔵
京都府大山崎町のアサヒグループ大山崎山荘美術館が、4月6日まで開催中の展覧会「松本竣介 街と人 ―冴えた視線で描く―」(入館料一般1200円、大高生500円、中学生以下無料、障害者手帳等所持者は300円)の招待券を本紙読者5組10人に。
松本竣介(1912~48年)は1930―40年代に活躍した洋画家。13歳の時に病気で聴覚を失い、17歳から東京で本格的に絵を学んだ。35年に二科展初入選。36歳で亡くなるまで探求を重ね、制作に情熱を注いだ。
同展は、群馬県桐生市にある大川美術館の松本竣介コレクションを中心に約60点(会期中一部展示替えあり)の作品とデッサンを展示。自画像▽都会/郊外▽建物▽女性像▽少年像▽構図―の6章構成で、短い生涯の中で確かな軌跡を残した竣介の画業をたどる。
問い合わせは同館総合案内、電話075(957)3123。