社会
奈良県K―POPコンサート、「県民に経緯説明を」 市民団体が中止求め署名提出
市民団体「奈良を守る会」(湯浅忠雄代表)は28日、奈良県国際課の担当者に、県と韓国・忠清南道の友好提携15周年を記念し、10月に県で開催予定のK―POPコンサートの開催中止を求める署名を提出した。
署名活動は1月に近鉄大和西大寺駅前などで実施。28日までに集まった548人分の署名を提出した。活動は3月まで継続する。
署名を提出した湯浅代表は「K―POPありきではなく、歴史を振り返るならどういうイベントが良いか、多角的な視点で考えるべきではなかったか。奈良公園でK―POPコンサートをやることとなった経緯を、費用も含めて県民に説明してほしい」と話した。