佐保川堤防のサクラが咲き始め、早くも大…
佐保川堤防のサクラが咲き始め、早くも大勢の人でにぎわいをみせている。街中は新しいスーツの新入社員と思しき若者たちの笑顔がまぶしい。
このところの汗ばむ陽気で、一気に春満開の気分にさせられる。元日の能登半島地震で始まり、ほんの数日前まで寒い日が続いていた。
それだけに、なおさら待ち遠しい季節の訪れだ。4月は新入社員だけでなく、新入学、新入園という新たなスタートもあり、役所や会社も人事異動で、心機一転と出発した人も多かろう。
それだけに、あすにも自民党が派閥の政治資金パーティー裏金問題の関係者を処分するというが、国民が納得して気分一新できるかどうか。
どうやら収支報告書への不記載額が、500万円以上が対象というがその線引きの根拠が分からない。県関係では安倍派所属の堀井巌参院議員のみらしい。
どんな処分となるのか注目したいが、これで終わりではなく、県民に対する説明責任を果たしてもらいたい。道義的、政治的責任をどう取るか。本人は来年の任期満了選挙も控えており、その辺も聞きたい。(治)