猛暑、酷暑というより「熱波」に見舞われ…
猛暑、酷暑というより「熱波」に見舞われた7月が過ぎた。昨日は雲が多い一日で、暑さが、ほんの少しだけ緩んだのが、妙にうれしかった。
このところ、“恵みの雨”もなく、道路は干からびた感じ。アスファルトにこもった熱は、夜になっても冷やされず、最低気温も高いまま朝を迎える―この繰り返しの日々が続いているという。
週末に見たニュース番組では、犬の散歩を朝4時ごろにしている人たちが出ていた。「6時では遅い」という話には説得力があった。大事なペットの足が、やけどにでもなったら大変だ。
いかにして、この暑さをしのぐか―以前から書いているが、帽子をかぶっても熱がこもるので、日傘がおススメだ。男性の使用者も増えてはいるが、まだまだ。荷物にはなるが「格好悪い」なんて思わないことだ。
あとは、体の中から冷やすこと。漢方医の桜井竜生さんは「スイカなど夏のフルーツや野菜をたくさんとること」が夏バテ防止に効果があった、と体験談を書いていた(7月14日付医療面「漢方診療日記185」)。
知恵を出し合い、夏を乗り切りたい。(恵)