いつもと様子が違うようだ。改選後、初の…
いつもと様子が違うようだ。改選後、初の県議会の役員選挙が、あす予定されているが、最大会派となった「自民党・無所属の会」に注目が集まる。
これまで議長選を巡り党所属議員が3派、4派に分裂し、他党と組んできた姿を何度も見てきた。反対勢力と手を結ぶ形だから、納得できない党員もいた。
今度の選挙で、維新知事が誕生した。党が分裂したことが、大きな痛手となったことは、誰の目にも明らかだ。それだけに一本化が求められた。
これまで会派を別にしたり、知事選で対立したため、まだギクシャクするところはあるようだが、この一本化を崩してはならない、という思いが浸透しているようだ。
今度の議長選への対応も、会派内で立候補制を採用し、それぞれの主張を聞いて、投票によって議長候補を決めるという。自由で民主的になったと感心する。
これまでの当選回数や順送りなどではない、生まれ変わった自民党会派ということらしい。ベテランも若手議員も立候補できるというから、本当に変わったな、といえる新鮮な顔ぶれを期待したい。(治)