国原譜

次に弾く音の鍵盤が光って案内してくれる…

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 次に弾く音の鍵盤が光って案内してくれるから、簡単に曲を演奏できるのでは。という安易な考えからナビゲーション付きキーボードを購入して悪戦苦闘している。

 

 だいたい楽譜も満足に読めないのにキーボードをすらすらと演奏できるわけがない。小さい頃から懸命な努力が必要なのが鍵盤楽器なのに。

 

 初めからベートーベンやショパンを弾こうとしたのが間違いだった。まずは基礎から。「春が来た」「きらきら星」から始めている。

 

 とはいえ、5本の指がうまく動かず、1本の指で初心者がパソコンを使っているようになってしまう。光る鍵盤を追いかける「1本指モグラたたき奏法」なのだ。

 

 もっとも、うまく演奏できるようになることのみが目的ではない。脳の活性化を図るトレーニングの一つとして取り組んでいる。ピアニストなど器用に指先を動かす職業には、長命で晩年まで元気な人が多いといわれているから。

 

 キーボードを眠らせないようにしなければ。歳を取っても脳に刺激を与えるような新しい挑戦が大切、上手下手は抜きにして。と逃げ道を作っている。(栄)

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