奈良県が道路防災点検に人工衛星の観測データを活用へ 2025年度は南部の国道169、168号で先行実施

2026年度、全県で
奈良県は人工衛星の観測データを活用して道路斜面の変状を把握することなどを盛り込んだ、県独自の道路防災点検の手引きを作成し、14日、発表した。本年度は県南部の国道169、168号で先行実施。その結果も踏まえて、来年度に対象を全県に広げる。山下真知事は「最新の技術を活用し、データを蓄積することで、早期に崩れそうな箇所を把握し、大きな事故の未然防止につなげたい」と話した。