維新 予備選要請も進展なし

　任期満了(7月28日)に伴う参議院議員選挙まで3カ月を切った。奈良県選挙区(改選定数1)はこれまで自民、立憲民主、国民民主、日本維新の会、共産、参政の各党が候補者擁立を発表。3期目を目指す自民党現職に新人5人が挑む構図となっている。ただ野党候補が林立すれば批判票が分散し、現職に有利との見方もあり、連合奈良は立民、国民に候補者の一本化を呼びかける。また維新は立民に予備選の実施を要請するが、いずれも進展は見られず、このまま選挙戦に突入する可能性が高まってきた。