経済
増加傾向の中小企業M&A 県内は売り手多く - 奈良経済をつかむ(32)
M&Aの件数が増加傾向で推移している。これまでM&Aといえば、大手企業同士の案件が多かったが、近年は後継者難の企業が事業承継目的で活用するケースなど、中小企業が主たるプレーヤーとなる事例が増えている。経営者の高齢化が進む中、M&Aの需要はますます高まることが予想される。買い手と売り手の双方にとってシナジー効果(相乗効果)のある成約が望ましいが、必ずしも成功するとは限らない。
M&Aの件数が増加傾向で推移している。これまでM&Aといえば、大手企業同士の案件が多かったが、近年は後継者難の企業が事業承継目的で活用するケースなど、中小企業が主たるプレーヤーとなる事例が増えている。経営者の高齢化が進む中、M&Aの需要はますます高まることが予想される。買い手と売り手の双方にとってシナジー効果(相乗効果)のある成約が望ましいが、必ずしも成功するとは限らない。