児童生徒の体力 コロナ禍以降の低下続く 奈良県内公立校 過去最低値更新も - 全国体力・運動能力調査
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奈良県教育委員会は19日、スポーツ庁が全国の公立小学5年と中学2年生を対象に実施した「2024年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査」のうち、県内の結果を発表した。全国同様に県内の児童生徒はコロナ禍後に急激な体力低下が見られ、その後はやや横ばい状態。今年は小・中ともに、男子が全国平均をやや上回ったものの、女子は全国平均を下回った。特に、男女とも小学生は握力、中学生は持久走がそれぞれ過去最低値を更新し、体力向上への課題が残った。