「ひと部屋断熱」で健康に 11月9日、奈良市でシンポジウム - 日本住宅リフォーム産業協会
日本住宅リフォーム産業協会(ジェルコ)は11月9日、奈良市三条大路1丁目の奈良県コンベンションセンター203号室で、『「命を守る ひと部屋」シンポジウムin奈良』(国土交通省助成事業)を開く。参加無料。オンライン参加併用。
WHO(世界保健機関)は、低い室温が血圧や睡眠など健康に影響を及ぼす可能性があるとし、冬の室温18度以上を勧告。高齢者の疾患や子供の成長への影響も懸念される。しかし、日本の多くの住宅は室内温度18度以上を満たしておらず、同協会は“ひと部屋”から暖かさと心身が休まる健康省エネルーム「ひと部屋断熱」の普及に取り組む。国や自治体の補助金を活用すれば、費用20万円程度で「ひと部屋断熱」が可能。
今シンポジウムでは、厚生労働省ほか関係省庁が政策を報告。伊香賀俊治慶応大名誉教授、今村聡前日本医師会副会長がそれぞれ講演。矢島一同協会理事、森宏之県生活協同組合連合会長、吉田伸治奈良女子大学研究院住環境学科教授、谷茂則NPOストップ温暖化の会副理事長がパネルディスカッションする。
午後2時~同4時30分。問い合わせはスペースマイン、電話0743(58)2801。申し込みはhttps://forms.gle/fusp2QQB4HycF87c8