35年目のラブレター試写会参加者を募集 2025年1月20日なら100年会館で
読み書きができなかった男性が、夜間中学校で字を覚え妻へ初めてラブレターを書いた実話を基にした映画「35年目のラブレター」の試写会が、来年1月20日午後6時から、奈良市三条宮前町の「なら100年会館」で開催される。主催の奈良市は参加者を募集している。定員700人(多数の場合は抽選)。12月16日午後5時締め切り。
奈良市在住の男性は他県で過ごした子どもの頃、小学校へ通えず、読み書きできないまま大人になった。生きづらい日々を過ごしていたが、一目ぼれした妻と結婚。隠し続けた「文字が書けないこと」がばれても、そばで支え続けてくれた妻へ定年退職後に夜間中学校へ通い、自筆で初めてラブレターを届けた物語。
主人公の男性役に笑福亭鶴瓶さん、妻役に原田知世さん、若い頃の夫婦を重岡大毅さん(WEST.)、上白石萌音さんが演じる。
撮影は奈良市内でも行われ、来年3月7日から全国で公開。試写会では、塚本連平監督、森谷雄プロデューサーの舞台あいさつも予定している。
希望者は、奈良市のホームページにある専用の応募フォーム(https://www.city.nara.lg.jp/soshiki/3/217256.html)から申し込む。