クリール・栗原武志さんが講師 走り方の基本学ぶ - 第64回桜井市民体育大会 小学生陸上記録会・かけっこ教室
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小学生28人 記録会で成果確認
第64回桜井市民体育大会の小学生陸上記録会とかけっこ教室が9月21日、同市の芝運動公園グラウンドで開かれ、市内の小学生28人が参加した。
かけっこ教室では、走り方の基本を学んだ。王寺町で陸上クラブ、クリールを運営する栗原武志さん(41)が講師となり、つま先から体全体をほぐす準備体操を行った後、走り方の技術を伝授した。
最初に、膝をおへその位置まで高く上げるドリル練習「もも上げ」を行い、最後まで脚を高く上げて走る練習を繰り返した。さらに足の回転の速さ、ピッチを上げる練習にも取り組んだ。
またスタートの練習を行い、速く飛び出せる姿勢などを学んだ。桜井小から参加した3年生の小西海璃くん(9歳)は少年野球の選手で、父親の孝典さん(48)と参加。「走り方がよく分った」と言い、孝典さんも「野球に生かせる走り方を聞けて良かった」と満足そうだった。
続いて記録会(測定)を行い、50メートル、100メートル走で、この日の成果を確認した。
子どもたちの記録測定が始まると、父兄から栗原さんに次々と質問が寄せられ、自分の利き脚を知る方法、走る姿勢などを熱心に尋ねた。栗原さんは「1回切りの教室なので、基本的な動きを中心に伝えた」と話した。
2024年10月2日付・奈良新聞に掲載