公民館整備事業委託に付帯決議 - 奈良県広陵町議会
奈良県広陵町議会の9月定例会は26日再開。歳入歳出それぞれ5億1426万5千円追加する24年度一般会計補正予算案と同日提出された補正予算の付帯決議など、追加議案を含む計25議案を可決、認定。議員発議の健康保険証廃止の中止等を求める意見書を否決し、閉会した。
一般会計補正予算案は、中央公民館整備事業PFIアドバイザリー業務委託料24年度分1千万円、25年度の債務負担行為として上限700万円を計上。老朽化した広陵中央公民館の再整備で、はしお元気村(弁財天)などに公民館機能を付加するための基本計画の策定、民間事業者の導入可能性調査などを委託する。
同案の付託を受けた総務文教委員会(7人)では、反対5、賛成1で否決。26日の本会議では、同アドバイザリー業務委託料を除く修正動議が提出され審議したが、賛成5、反対8で否決された。修正案の否決を受け、本会議であらためて原案を議題として採決を取り、賛成多数で可決。それに伴う付帯決議が提出され、広く町民の意見を募る機会を設けることを求めるなどの内容で可決した。