ツバメのねぐら入りがピーク - 奈良市・平城宮跡
奈良市の世界遺産・平城宮跡で夏の風物詩「ツバメのねぐら入り」がピークを迎えている。
春から夏にかけて民家の軒先などに巣作りをするツバメは、子育てが終わるとヨシが茂る河川敷や湿地を「ねぐら」に集まり夜を過ごす。平城宮跡歴史公園には毎年7~8月の日没後、ツバメの群れが一斉にねぐらに戻ってくる。
6日は午後6時50分ごろ、薄暗くなってきた南の空から無数のツバメが姿を現し、公園内の空を舞った後、ねぐらへと下りていった。
10月にはすべてのツバメが越冬のため南下し、5000キロの旅に出る。