「文武両道」精神受け継ぎ 130年の歴史重ねる屈指の伝統校 - 奈良県立郡山高校（大和郡山市） 高校体験入学 オープンスクール情報（9月28日開催）
奈良県立郡山高校（大和郡山市）
学業と部活動の両立に邁（まい）進 学校行事も充実
「文武両道」の精神のもと、基礎学力の徹底と自主的な学習態度の育成を目指し、独自の学習活動に力を入れる一方、部活動も活発に展開。有名国公立・私立大学への高い進学率を誇る。
2004（平成16）年4月、郡山高校と城内高校が統合することにより、現在の郡山高校となった。両校とも歴史は古く、明治時代にまで遡る。郡山高校は1893（明治26）年、郡山予備校を基に創立された奈良県尋常中学校を前身として1948（昭和23）年に開校。城内高校は1906（明治39）年に生駒郡立農業高校として始まり、1948（昭和23）年に奈良県立郡山農業高校となった後、1977（昭和52）年から普通科高校に移行した。両校の歴史・伝統と精神を受け継ぎ、2024（令和6）年には131周年を迎えた。全27クラス、約1,100名の生徒が在籍、「誠実・剛毅・雄大」の校訓のもと、「学業と部活動の両立」に邁進する。
全日制普通科を設置し、1年次は共通履修で基礎・基本の確実な定着を図る。2年次からは［文型］・［理型］に分かれる。
［文型］国語や地理・歴史の科目に重点を置いて学習。４年制国公立大学・私立大学の文学国際関係、外国語関係、人文学、哲学、法学、社会学、経済学、経営学、商学、経営情報学などへの進学を目標とする。
［理型］数学や理科の科目に重点を置いて学習。４年制国公立大学・私立大学の理学、工学、農学、水産学、医学、薬学、環境学などへの進学を目標とする。
２類型で、選択科目を幅広く用意することで、シンプルで学びやすく、多様な進路希望に対応可能となっている。教育課程は、生徒が自己の能力・適性、興味・関心、進路希望に応じた学習に主体的・自律的に取り組むことができるように編成。なお、3年次はできるだけ多くの選択教科・科目を設定し、生徒の進路選択に対応している。
英語・数学を中心に、少人数・習熟度別の授業も導入。長期休業中には希望者を対象に進路対策講座も開講する。早い時期から自己の目標を定め、計画性を以て学習に取り組むため、卒業生の進学率は80％を超える。
前述したように「文武両道」を掲げているため、運動部門・文化部門ともに熱心に活動している。弓道・剣道・ハンドボール・山岳・放送・合唱などを筆頭に全国大会出場経験があり、生徒たちは日々練習に励む。
授業と部活動だけでなく、学校行事も充実している。地域に公開する「郡高祭」をはじめ、体育大会、球技大会、かるた大会などが盛り上がりを見せる。2年次の修学旅行は、修学旅行委員が中心となって各クラスの計画を立て旅行業者と交渉するなど、生徒たちの主体性を重んじる。
今年度のオープンスクールは9月28日（申し込み期間は9月2日～13日）を予定している。
①9:00～11:00 奈良市・郡山市・生駒市・天理市在住の中学生・保護者を対象とした学校説明会
②13:00～15:00 上記以外の中学生・保護者を対象とした学校説明会
※①②とも、参加上限人数(1100名)とし、中学校３年生を優先として、中学校２年生と１年生には、
参加上限を超えた時は申込の締め切り制限をかける場合があります。
［奈良県立郡山高校］
大和郡山市城内町1-26
TEL：0743-52-0001
近鉄橿原線 郡山駅から徒歩約5分
JR大和路線 郡山駅から徒歩約15分
