声楽学ぶ15人が成果披露 日本歌曲コンクールin薬師寺
日本歌曲を広く知ってもらい、音楽文化の普及を目指す第5回日本歌曲コンクールin薬師寺(世界文化伝承財団主催)の本選会が7月30日、奈良市西ノ京の薬師寺食堂(じきどう)で開かれた。
同コンクールはプロ、アマ問わず、声楽を学ぶ人に披露の場を設ける目的で2018年から実施。審査員長をドイツ・ブルーメン国立音楽大学声楽科教授の小松英典さんが務め、ソプラノやテノールなど15人が日本歌曲を歌唱、これまでの研さんの成果を披露した。
同財団の内田由利子理事長は大会後、「他のコンクールと日程が重なったため参加者が少なく1位該当者が出なかったのは寂しいが、芸術に対し真摯に受けとめた結果となった。来年は日程も検討したい」と話した。
結果は次の通り。
▽1位該当なし▽2位片倉旭(バリトン)▽3位三木比奈子(ソプラノ)大野内愛(ソプラノ)▽シニア賞今門和江(ソプラノ)▽優秀共演者賞小林美智(ピアニスト)