社会

戦争知り、考えて 奈良で戦争テーマに企画展 寄贈の戦時中軍服など250点

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「戦争について考えるきっかけにしてほしい」と話す実行委員長の伊藤さん=25日、奈良市杉ケ町の市生涯学習センター

物資投下用の落下傘、新聞記事のスクラップ

 

 奈良市杉ケ町の市生涯学習センターで25日、「第29回平和のための奈良市戦争展」が始まった。サイパン島の海岸で倒れる日本軍兵士(1944年6月)や玉音放送を聞き涙を拭う国民(45年8月15日)など主に太平洋戦争に関係する写真74点のほか、市民らから寄贈された戦時中の軍服、物資投下用の落下傘、新聞記事のスクラップ帳など計約250点が並ぶ。28日まで。入場無料。

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