ヒマワリ咲いた! 奈良県天理大学野球部や地域住民らが種植え
ヒマワリ咲いた―。奈良県天理市杣之内町の市営駐車場横の休耕田で、地元住民や天理大学硬式野球部員、地域の子育てサークルのメンバーが協力して種を植えたヒマワリが咲き始めた。約5千本が順に咲き、見頃は7月下旬から8月上旬という。
町内外の人に、畑一面に咲くヒマワリを楽しんでほしいと、地元住民が中心となって活動を始め、今年で4年目。春に菜の花も咲かせている。
畑の北側には、なら歴史芸術文化村と道の駅、ホテルがあり、観光客がそばを通る。地元区長の中嶌和人さんは「住民が土を起こし、学生や子どもが種を植えるなど、一緒に取り組めることがうれしい。ぜひヒマワリを楽しんでほしい。来年も咲かせます」と意気込む。
今年は天理大学硬式野球部の部員約60人が、種の植え付けに初めて参加。部員でマネジャーの水沢大翔さん(20)は「植物の種植えは小学生以来。観光客の皆さんに夏を感じてもらえれば」と笑顔を見せた。