教育

次代へ農業つなぐ JAならけん 一条高付属中学2年生へ特別授業 流通と経営学ぶ

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生徒らに農作物の流通と農業経営について講義する松本禎さん=11日、奈良市法華寺町の一条高校付属中学校

 奈良県農業協同組合(JAならけん、栗原圭一代表理事理事長)は11日、奈良市法華寺町の奈良市立一条高校付属中学校(伊東幹子校長)で、2年生80人を対象に、農業と金融を組み合わせた特別授業「農作物の流通と農業経営について」を実施した。

 

 同校は技術デザインの授業の一環で、生徒らは約2カ月間、大和まなや紫とうがらしなど5種類の大和野菜を育て、栽培と収穫を経験。大和野菜を地域ブランドとしてPRするため、先月26日にはポスターセッションを行った。

 

 この日の特別授業は同校の要請を受けて実施。講師を務めた同組合金融推進部の松本禎さんは、大和野菜を栽培した感想を生徒に尋ね、農業の生産性とコスト、流通・販売経路や多面的な経営方法を解説。生産者不足や遊休農地などの課題や農家の声を紹介した。生徒らは県の食と農の未来を真剣に考えた。

 

 自己投資にも触れた松本さんは「人から感謝されること、好きや得意なこと、やりたいことを突き詰め、将来に向けてアクションプランを考えることが大切。だからこそ、(大和野菜を育て、PRした)今回の経験を通じ、次代を担う皆さんに少しでも奈良や農業への思いを深めてもらえれば。今後も学校からの依頼に応え、地域に貢献していきたい」と語った。

 

 受講した清水馨さん(13)、鈴木陽親さん(14)、田中朔弥さん(13)は「自分たちが作った野菜がビジネスにつながることが分かった。私たちの力で、奈良の農業を未来につなげていく必要性があると思う」と話した。

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