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全国からライバル集結 奈良県大和郡山市で「こちくや杯金魚すくい大会」 

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実力者が腕を競った「こちくや杯金魚すくい大会」=6月30日、大和郡山市紺屋町

奈良県予選目前、達人ら腕試し

 

 奈良県大和郡山市紺屋町のこちくや金魚すくい道場(下村康氏道場主)で6月30日、「第18回こちくや杯金魚すくい大会」が開かれ、東京や名古屋など県内外から約210人が参加し、腕を競った。

 

 7月7日に同市で行われる全国金魚すくい選手権県予選と8月の第29回全国金魚すくい選手権大会の前哨戦でもある今大会は、同道場の門下生や過去に全国大会で優勝した実力者らが参加。3分間の対戦を3回戦って競った。競技に参加するタイミングは参加者自身で決めることができ、金魚が元気な午前中を考慮し、一回目の挑戦は、くじ引きで決まった「5匹」を加えた。

 

 門下生の白井一也さん(38)は、「この大会は、勝つことよりも全国大会に向けたイメージトレーニング。金魚に対して感謝することが大事」と話す。東京都目黒区の中学3年生、高宮壮馬さん(14)は、「幼稚園の頃から通っていて、下村さんは師匠と思っている。全員がライバル」と今後の大会も見据えた。

 

 下村さんは「みんな(全国にいる門下生)が道場に帰ってきたな、という感じ。全国では個々の力量の差が出ると思うが、ここで優勝できれば(全国)優勝は近い」と期待を込めた。

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