生演奏を身近に体験 第1回「あおによし森の音楽会」6月22日に奈良で開催 高円芸術高生ら出演

若手演奏家に発表の場を提供してきた「あおによし音楽コンクール奈良」(奥谷友子代表)は、アウトドアメーカーのモンベルと共催で、「あおによし森の音楽会」(奈良新聞社など後援)を定期開催する。第1回はきょう22日に奈良市八条町のモンベルアウトドアヴィレッジ奈良内ベルサイドカフェ奈良店で開催、県立高円芸術高校音楽科の生徒らが出演する。
同音楽会は音楽をより身近に感じてもらおうと企画。開催は月1回程度を予定しており、今年で11回目を迎えるあおによし音楽コンクール奈良の過去の入賞者や県内の演奏家らが出演する。ベルサイドカフェ奈良店のほか、県内の他の会場での開催も検討していく。
きょう22日の第1回は午後4時と同5時から各30分で、高円芸術高校の生徒が声楽アンサンブルやフルート・バイオリンの独奏を披露。同校の講師で同コンクール入賞者のピアニスト、小路山はるかさんも出演する。
奥谷代表は「生演奏を通じて音楽に興味を持つ方や『楽器をやってみたい』と思う方が増えればうれしい。演奏機会は若手演奏家の励みにもなる」と話している。
コンサートは無料だが会場のカフェメニューの注文が必要。問い合わせはあおによし音楽コンクール奈良、電話0745(47)1069。