3月の県鉱工業生産指数、3カ月連続低下
奈良県が6日までに発表した3月の県鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整値)は、前月比2・5%減の82・6で、3カ月連続で低下した。前年同月と比較した原指数も2・9%減の89・6で、6カ月ぶりに低下した。
生産指数を業種別にみると、前月より上昇したのは、電気機械工業(59・7%増)▽繊維工業(17・7%増)▽食料品・たばこ工業(10・1%増)―など9業種。低下したのは、金属製品工業(24・7%減)▽汎用機械工業(5・1%減)▽プラスチック製品工業(3・4%減)―など8業種だった。
また在庫指数(季節調整値)は前月比2・3%減の118・9で、2カ月ぶりに低下。原指数も前年同月比3・7%減の118・7で、8カ月連続の低下となった。