【動画あり】児童ら、蛇を担いで練り歩き - 奈良県橿原市の「シャカシャカ祭り」

長さ6メートル、わらで作った蛇
奈良県橿原市上品寺町で5日、町内の子どもたちがわらで作った蛇(じゃ)を担いで練り歩く「シャカシャカ祭り」が営まれた。
子どもの健やかな成長と豊作を願う伝統行事。村に住み着いた大蛇を酒で眠らせて退治し、その霊を供養したのが始まりとも伝わる。
法被姿の小学6年生までの男子15人が、長さ約6メートルの蛇を担いで出発。途中しゃくしを使って蛇に水を飲ませる所作をしながら町内を回った。最後に町の南側のエノキの木に蛇を巻き付け、ちまきを供えた。
市立耳成西小学校6年の斉部航基さん(12)と辰巳斗馬さん(11)は「コロナなどであまり参加できなかったが、小さな頃からよく知る行事。わらがチクチクして痛かったけど楽しめた」と話した。