奈良市の学校給食、6月から公費で市が調達費1割増 食材費高騰で栄養価不足、量や質見直しへ
奈良市の公立小中学校の給食について、食材費の高騰で月間の平均栄養価が文部科学省が定める摂取基準(小学校650キロカロリー、中学校830キロカロリー)を下回っているとされる問題で、市は6月から、本年度の「給食食材調達経費」(総額約12億6千万円)を1割程度増額し、食材の量や質を充実させる。15日の市議会観光文教委員会(鍵田美智子委員長)で明らかにした。市教育委員会は「保護者負担は行わない」(高深雪・保健給食課長)と強調する一方、教職員らの負担については「検討課題」とした。
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