奈良市が犬猫殺処分5年連続ゼロ達成 官民一体で譲渡機会拡大に取り組み
「譲渡サポート店制度」導入へ
奈良市は2019年度から23年度まで5年連続で、犬猫殺処分ゼロを達成した。市によると、23年度に市保健所が収容した犬猫の総数は226頭。うち自然死・安楽死は28頭と前年度より12頭増えたが、譲渡にこぎつけたのは猫173頭、犬4頭の合わせて177頭で、前年度の164頭より13頭増えて過去最高となった。市は本年度、新たに「譲渡サポート店制度」に取り組む予定で、仲川元庸市長は同様の取り組みが他の自治体に広がることも期待している。