子どもの視力低下が深刻~裸眼視力1.0未満が過去最多に - 目の健康について考えてみよう【ふりがな付きニュース】
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文部科学省は、一部学校をぬき出し、健康診断結果を集計した2022年度の学校保健統計調査を発表しました。裸眼視力が1・0未満の割合は小学生37・88%、中学生61・23%、高校生71・56%で、いずれも過去最多です。視力低下が深刻で、同省は「デジタル端末などを使う時間が増えたため」と分析しています。
視力1・0未満を学年別にみると、小1で23・20%、小6で53・19%などとなり、中高も学年が上がるとだいたい悪化。裸眼視力は1979年度から調べており当時は1・0未満の小学生が17・91%、中学生35・19%、高校生53・02%でした。
調査は、1948年度から毎年実施。2019年度までは4~6月の実施でしたが、新型コロナウイルスの影響で、20年度以降は、その前より期間を延長して行っており、文科省はこれまでの調査と単純に比べるのは難しいとしています。
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