平群中学校で金融リテラシー授業 すごろく形式で人生のお金を学ぶ
奈良県平群町は2月27日、同町福貴の町立平群中学校で金融リテラシー授業を実施した。第一生命保険奈良支社の社員が講師を務め、3年1組の生徒約30人に人生に必要となるお金について話した。
同町の定住促進やシティプロモーションを考える職員のプロジェクトチーム「Love! Heguri 未来」が発案。昨年8月に包括連携協定を締結した同社が協力した。
この日は資産形成の講義後、4人一組で、人生を疑似体験できるすごろく形式の消費者教育・金融保険教育教材「ライフサイクルゲーム」を行い、生徒は楽しみながら人生の節目で必要になる費用を考えた。また、将来のために今やるべきことなどを互いに話した。
授業の冒頭、平群町総務部まち未来推進室の寺口浩代参事は「今後、皆さんがお金にまつわるいろんな判断を迫られたとき、今日学んだことがその判断の一助になればと思います」とあいさつ。3月11日に同内容で、3年生の他のクラスの授業も行われる。