子どもの視力をスマホから守るには・近視編 - 奈良県眼科医会・阪本卓司医師に聞く
文部科学省が昨年11月に発表した「2022年度の学校保健統計調査」の結果で、裸眼視力が1・0未満の割合が、小学生は37・88%、中学生は61・23%、高校生は71・56%で、いずれも過去最多だった。また、裸眼視力が0・3未満の割合は、小学生11・99%、中学生28・26%、高校生42・11%で、小学生が過去最多だった。調査は、全都道府県の一部の学校を抽出して健康診断結果を集計した。19年度までは4~6月の実施だったが、20年度以降は新型コロナの影響で年度末まで延長して4月~翌年3月に実施されたため、文科省は「これまでの調査との単純比較は難しい」としているが、子どもの視力低下については「スマートフォンやデジタル端末を使う時間が増えたため」と分析している。奈良県眼科医会の学校保健担当理事を務める阪本卓司医師に、子どもの目を取り巻く現状について話を聞いた。インタビューの前半は「近視」について。
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