守備力で、勝機あり 次節アウェー山形戦 - バンビシャス奈良

山形ワイヴァンズとの第20節2連戦が、あす3日から始まる。
山形はバンビシャス奈良が今シーズン初勝利を上げた相手だが、山形はそれ以降10連勝するなど上り調子にある。平均得点数はバンビシャスに10点近く上回るが、千葉戦で見せたディフェンス力を発揮すれば十分に対抗できるだろう。
攻撃面では、前回の勝利した対戦はジャクソンをけがで欠いていたが、古牧が2リバウンド11得点、林が5リバウンド10得点、栗原8点、笠井7点とその不在を支えた。特に栗原は連続3点シュートを決めるなどして山形の勢いをくじく活躍を見せた。今回は外国籍選手3人がそろい、その時よりも得点力は向上している。ターンオーバーなどのミスを少なくし、決められるシュートは確実にリングに沈めるようにしたい。
山形はこの2連戦で勝利できればプレーオフ進出への足掛かりがさらに強固になる。バンビシャスにとってはアウェー戦という不利な状況もあり苦しい連戦となるだろう。しかし、ここで一つでも勝利できれば後半戦の巻き返しの契機となる。千葉戦の2連敗が、ただの負けではなく強さにつながる負けだったことを証明するチャンスだ。