「庁内の情報共有失念」 奈良市工事請負議案記載ミス、1月31日に市会で説明会

昨年12月の奈良市議会定例会で可決された工事請負契約締結に関わる議案が、「一般競争入札」とすべきところ、市が「指名競争入札」と誤記していた問題で、26日の市議会建設企業委員会で市契約課が経緯を説明。「落札者から間違いの指摘を受けていたにもかかわらず、工事の所管課や、議案書の作成担当課に情報提供することを失念していた」と述べた。ミスの背景には市の人事異動の影響を指摘する声もあり、市議会は問題を重く見て全議員参加の説明会を31日に開く予定だ。