奈良佐保短大で福祉・介護学ぶイベント 落語とリハビリ融合「エアリハ」伝授
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奈良市鹿野園町の奈良佐保短期大学(池内ますみ学長)は26日、「みんなで『福祉・介護』のお仕事を学ぼう」と題してイベントを実施。地域住民ら約140人が参加した。
第1部は、県出身の「お笑い理学療法士」日向亭葵(ひなたてい・あおい)さんが、落語とリハビリを融合した「エアリハ」を披露し、独自に考案した介護予防の体操を紹介。参加者は楽しみながらリハビリを学んだ。
第2部のステージトークは、俳優の野村真美さん、吉本興業のサルインさん、もっちさんが、福祉や介護について語った。野村さんは実母を介護した経験や、介護に携わる仕事の尊さに触れ、「一人で無理をして抱え込まないこと。困ったら自治体などに相談し、助けを求めるのも大事」と、会場に熱心に語りかけた。