社会
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絵本「聖徳太子と雪丸」(王寺町刊)=写真右=と児童向けの小説「だるまさんがころんで」(岩崎書店刊)=写真左=
王寺町が、来年2月の町制施行100周年の記念事業として制作した絵本「聖徳太子と雪丸」(岡島永昌原作、大木泰子絵)と、同町の達磨寺(だるまじ)で開催されている「全国だるまさんがころんだ選手権大会」を題材にした児童向けの小説「だるまさんがころんで」(林けんじろう著、岩崎書店刊、税込み1540円)=写真右から=を、セットにして本紙読者5人に。
絵本「聖徳太子と雪丸」は2014年に制作された童話「聖徳太子と愛犬雪丸のものがたり」(岡島永昌文・構成)を、小学生でも楽しめるようにと絵本に。達磨寺の境内にまつられている聖徳太子の愛犬・雪丸の石像「石造雪丸像」(江戸時代、町指定有形民俗文化財)に関する伝承を、達磨大師の飢人伝説や聖徳太子の教えに触れながら紹介している。非売品で、町内の公共施設に設置。また県内各地の公共図書館にも配布される。
※2025年2月25日付・奈良新聞に掲載