歴史文化

道と共に発展 二上山博物館特別展

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道と共に発展した香芝の歴史を、考古資料を通して紹介している特別展=香芝市藤山1の市二上山博物館

考古資料で香芝の歴史紹介

 

 香芝市藤山1丁目の市二上山博物館で、特別展「古代交通の要衝―二上山の諸峠を越えて―」が開かれている。計約200点の考古資料や道標の拓本を通して、道と共に発展してきた香芝の歴史を紹介している。12月26日まで。

 

 二上山には穴虫峠や竹内峠など複数の峠が存在し、古代から大和と河内を結ぶ交通の要地として重視されてきた。中世以降も東西道路の伊勢街道や田原本街道、堺街道は物資輸送の産業道路として、南北道路の長尾街道や当麻道、太子道などは長谷、当麻、伊勢、吉野等への参詣道として利用された。

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