10月7日から12月10日まで長谷寺で初の「菊回廊」 100種類500鉢の花並ぶ
奈良県桜井市初瀬の長谷寺は7日から、新たに菊回廊を始める。初夏のアジサイ回廊と同様に「嵐の坂」に、100種類500鉢の菊の花が並ぶ。12月10日まで。秋の行楽シーズンに参拝者の目を楽しませそうだ。
同寺の瀧口光記主事によると、11月後半から12月初頭には紅葉と菊花の競演が楽しめるという。
境内の紅葉はサクラ、ハナミズキ、ヤマボウシなどが順に色づく。しかし、11月後半から12月にかけてのモミジの紅葉ほどには参拝者の関心を引かないため、それまで花のない時期に日本で古くから親しまれている菊が寺の景観に合うと考えて企画された。
サクラ、ボタン、アジサイが主流だった同寺の花に菊が名を連ねる。御朱印もまた、菊回廊に合わせて新たに作るという。