なら燈花会に60万人が来場 台風7号で最終日中止、22年比減
NPO法人なら燈花会の会(尾形裕明会長)は17日、奈良公園一帯で開催された第25回「なら燈花会」の期間中(5〜14日)、60万人が来場したと発表した。
コロナ禍で昨年は点灯時間の短縮や会場数を減らすなど規模を縮小しての実施だったが、今年は4年ぶりに通常規模で開催。ただ、台風7号の影響で最終日の14日が中止となり、来場者数は9日間で60万人と昨年度の67万2000人を下回った。
1日の来場者数が最も多かったのは13日の13万5000人。
例年は最終日には13〜15万人が来場すると言い、尾形会長は「10日間やっていれば昨年並みの来場者数にはなっていたのではないか。最終日が中止になったのは残念だが、サポーターの力を借りて、奈良の夏を盛り上げられたことは良かった」と話していた。