社会
台風7号近畿縦断 奈良県内でも民家損壊、倒木による停電も 鉄道運休や通行止め相次ぐ

台風7号は15日、和歌山県に上陸し、近畿地方を縦断した。奈良県内は14日から15日に掛けて強い風雨となり、奈良地方気象台は県内全域に大雨・暴風警報を発表。県のまとめによると7市町村の一部地域で避難指示が出され、15日朝の時点で29市町村、計455人が避難所に入った。また盆休みの時期と重なる中、鉄道の運休、道路の通行止めなどが相次ぎ、観光や県民の生活に大きな影響が広がった。午後6時15分現在、人的被害は確認されておらず、奈良市、十津川村などに出ていた土砂災害警戒も午後3時35分までに解除された。